分別体験の振り返り〜ゴミフェス

ゴミの分別体験コーナーを担当したオトミです。担当したと言っても企画にはあまり参加できなくて当日の案内だけになりますが、その様子と感想を報告させてもらいます。

ゴミの分別体験コーナーは、大木町で行われている27分別を体験してもらってゴミのことや分別に対して関心を持ってもらおうという試みでした。今回のゴミフェスのメイン企画としてエコミュカルメンバーで知恵を出し合って取り組みました。

子どもから年配の方まで、30人ぐらいの人に体験してもらいました。
エコミュカルメンバーである里美さんの優しく丁寧な説明のおかげで、子どもたちにも体験してもらうことができました。
子どもたちは分別を遊びとして楽しんでいました。わりとスムーズに分別できていたので、子どもでもゴミの分別ができることが実証されました(笑)
新聞にも取り上げてもらったので、多くの人にゴミ分別に関心を持ってもらうという目的は達成したのかなと勝手に満足しました。

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大木町では細かく分別をして資源になっているものでも、田川の市町村ではゴミとして処理されていることが見た目で分かるようにしました。展示ボードに大きな一覧を分別のゴミに合わせてエコミュカルで掲示しました。
たとえば大木町では分別すれば、燃やすごみが減らせて、ゴミにお金をかけなくて済むことを口頭で説明するなどして、体験者にこちらの意図 が伝わるようにも働きかけてみました。

分別の種類が増えることがとても大変そうというイメージを持つ方もいて、今回の分別体験コーナーのビジュアル(掲示物)が、その大変そうな感じをこちらの意図に反して演出してしまったかもしれません。

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しかし、体験をすればみなさん数分で分別作業を終えていたので、そこまで大変だとは感じなかったと思います。これが日々の生活に定着すれば分別の数が増えることは、それほど困難なことではないことが理解できたのではないでしょうか。もしかしたら体験した人の数名ぐらいは分別の数を増やすことは不可能だと思った人もいるかもしれないのかなと感じました。

分別の体験をしてくれた福智町の町長が私に「コンポストは、やってる?」と質問されました。町長はずいぶん前から自宅でコンポストをやっているそうです。たしか大木町でもコンポストの運動からスタートしたと聞いていたので、その時はじめてコンポストの取り組みがゴミ減量を個人から始める原点だと気づきました。
個人から取り組める方法、ゴミを減らすことを実感できる方法がコンポストなのだと、私はこの時やっと気づくことができました。

燃やすゴミが減れば、その分ゴミ袋代などのゴミ処理の費用も軽減できるし、焼却場も小さいものにしていけるし、ゴミを運搬する回数も減らせるし、分別も楽になる、と思いました。

コンポスト、基本的過ぎて盲点になっていました(個人的に)
ほかにももっと個人で簡単に取り組むことができることが、みんなが知っていて私が知らないこと、または知っているけどそんなに重要だと思わずに、やっていないことなどがあるのかもしれないと思いました。

今回のこのゴミフェスは参加者もですが、関係者もたくさんのことに気付かされた大変意義深い企画になったと思いました。
参加者と関係者とみんなで創った素晴らしいフェスティバルだと思いました。
みなさん本当にありがとうございました。

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