大木町視察レポート

下記はエコミュカルが行った大木町視察での境課長のお話をまとめたものです。
実際に大木町に行くことで「これは面白い」「へ〜本当にこういう自治体があるんだねぇ」「職員の意識が高く、イキイキ仕事をしている」と目からウロコの連続でした。

2014年5月2日
環境課の境課長の話

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*大木町の特徴

周辺市町との合併をしない選択。
人口14500人、面積18.43平方キロ
平野。特産はイチゴ、シメジ、エノキ、花ござなど。農業が基幹産業。

*住民と行政との距離感が近い。コンパクトな町。15分ぐらいで大体町の端まで行ける。
財政は他市町村と同じで厳しい。行政サービスの焦点をどこに置くか?
住民との話し合いを重ねる中で恊働を進めて来た。

町としての理想、どういう形がベストかということは、地域の人が一番良く分かっている。だから、話し合いを重ねる。その話し合いの中から、ヴィジョンや目標が生まれる。

焼却施設の更新にともない、「焼却」を前提にせずに、ゴミを資源化する方向を取った。
構想はH12年の新エネルギーヴィジョン。3年ほど研究を重ね、H17年から着工。H18年から稼働。
委員会形式で住民にも関わってもらってきた。30年先を見越しての活動。

*動機:地球の資源がどんどん浪費されている中で、これは続かないシステムとの認識がある。次世代へより良い環境と社会を残していくことを考えた。
大木町もったいない宣言=ゼロウェイスト宣言は、「こういう町にしよう」という町づくりの宣言でもある。

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*ゴミへのスタンス
日本は焼却一辺倒のゴミ政策。世界の焼却炉の3分の2が日本にある。1200基。ゴミを厄介者と見るか、資源と見るか。そこにどういう仕組みを作るかが問われる。

*大木町のやっていること 生ゴミの資源化
バケツコンテナ方式
週に2回、回収をする=家に3~4日置いておく。
バケツもどういうものが使い易いかを住民と話し合って来た。
10軒分ぐらいの生ゴミをひとつのコンテナに集める。異物が入っていたら、張り紙がされる。
「異物無し」という優秀な地域には半年に1回感謝状を出し、町の温泉施設への招待券を配る。■この辺の仕組みの作り方がとても上手=小技を使う。

燃えるゴミは35リットルの中袋で60円。
生ゴミとして出せば、無料。

回収した生ゴミは、し尿、浄化槽汚泥と一緒に「バイオガスプラント」にて発酵させ、バイオガスと有機液肥を取り出す。

*循環の仕組み
ガスは発電に回し、液肥は地域の農家に使ってもらう。
地域の農家への提供は無料。散布代のみ掛かる。
堆肥化したものをつかってもらわないと意味が無い。
地域の人達と一緒に作った仕組みなので、機能している。
液肥は年間6000t 足りない状態。

農産物は小学校の給食などにも使われている。
液肥を使った特別栽培米。町民には10%引きの値段で提供している。

*ゴミ減量
生ゴミを減らしたら、ゴミの総量が44%減少した。
ゴミ処理費も減った。
課題は出てくるが、特にデメリットというものはない。

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